
今回は、こんな就活生に対して、不安の原因と解消法についてご説明します。
結論、不安の解消をするには「プロと一緒に進める」ことがキーポイントとなってきます。
不安の感情は「知らない」「成功するかわからない」という、未来が読めない状態から発生します。
この状態を解消するには、プロに頼る事が一番手っ取り早いんです。
目次
記事の信頼性
前職では1000人以上の転職相談を行い、転職先のご紹介を行ってきました。
自身も、人材紹介会社での知見を活かして、希望の会社に年収を200万UPさせ転職に成功。
今回は「就活を始めたけど、不安すぎて泣きそう...」という方向けに、私の実体験を元に不安の原因と解消法の記事を執筆します。
さて、不安との向き合い方といえど、どのように向き合うのが効果的なのかについては、あまり語られることはなかったでしょう。
そこで今回は、何故不安に思うのか?という"不安の原因"と、"不安の解消法"について説明していきたいと思います。

就活が不安になってしまう原因 5つ
初めに、不安の原因についてご説明します。
就活が不安で泣きそうになっている時は、精神的に追い詰められている状態ともいえます。この"問題"を解決していくためには、"原因"を知らなければ前に進みません。

①自分の「やりたい事」がわからない
自分の「やりたい事」がわからず、闇雲に就活を続けていると不安状態に陥りやすいです。
正直、世の中の大半の就活生が「将来何がやりたいのかわからない」という状態です。社会人経験や、社会人と話したことすらない方にとっては、これは当たり前のことです。就活が始めると、自己分析や企業分析などを進める中で、自然と自分のやりたい事が見つかってくるものです。
ポイント
「やりたい事がない!」と焦らず、「やりたい事がない=普通」と捉えること。
②就活の進め方がわからない
殆どの就活生は、就活を行うのが初めてです。右も左もわからない状態で、いきなり就活解禁!と言われても、やらなければいけない事が多く、何からどう進めれば良いか?がわかりません。先輩や同期に話を聞いても、皆、進め方が違う。。となっていませんか? この道しるべがない状態が、不安が生まれる原因になっています。
就活を始める前に、まずは内定から現在まで逆算して考えてみましょう。
また、先輩やネットでの体験談を見て、自分に合った進め方を見つけてみましょう。答えはありません。どの選択肢を選ぼうと、あとはやり切れるか否かです。
③周りと比較してしまう
これは一番多い原因の一つです。就活を始める時期は、人によって異なります。大学1年生から始めインターン等に勤しんでいる人もいれば、大学3年の就活解禁の時期に始める人だっています。
このスタートの差によって、準備不足や実力不足を感じてしまうケースが多いです。
確かに、就活を始めるのに早いに越したことはありません。ただし、"就活を早く始めた人=優秀"と捉えるのはやめましょう。
自分のやりたい事を早めに見つけてるんだな〜くらいに思っておきましょう。キャリア形成に早いも遅いもありません。
④アピールできるネタがない
就活では、短い時間の中で、自分が企業にとって必要な人材であることをアピールする必要があります。しかし、あまり自分に自信がない方の場合、「どこが自分のアピールできるポイントなんだろう」と感じてしまう人もいるでしょう。
そのような状態だと、自分が就活をスムーズに成功させられるイメージを描くことができず、不安が生じてしまいます。
何も「起業しました!」「海外留学していました!」などの、壮大なアピールネタは必要ありません。断言します。
大事なのは、何をやったかではなく、"どう考えて行動したか"ということです
"企業が求めているポイントを見極め、それに合わせて自分がどう行動したのか"を伝えていきましょう。それが真のアピールです。
ポイント
極論、コンビニバイトの経験しかなくとも、大企業の内定は獲得できます。
⑤内定が取れるか不安

このような状況が続くと、何故自分は1つも内定がないんだろう?と焦ってしまいますよね。
定説では、就活のゴール=内定となっていますが、これは半分正解で半分間違いです。大事なのは、就活=自分の夢を叶えるための過程と考える事です。そうすると、内定の数や早さなんてものは、あまり重要じゃないんです。
< アリババ創設者の就活エピソード >
いまや世界的大企業に発展した、中国のIT企業「アリババ」。アリババの創設者であるジャック・マー氏は、就職活動の際、30社以上受けてもことごとく落ちました。バイト面接でケンタッキーを受けた時も、25人志願者のうち、ジャック・マー氏だけ不採用。他の24名は合格という、苦難のエピソードもあるんです。
就活への不安を解消する方法 3つ
①自己分析と企業分析を徹底的に行う
就活に不安を抱く多くの方は、「自分が何をしたいか、わからない」と感じている方が非常に多いです。
このような状態を解消するためには、まず己を知り、相手を知ること。つまり、自分の強みや苦手なこと、ブレない価値観や将来成し遂げたいことなどを言語化すること。その後、気になる企業がどんな事業内容をVisionを持っていて、どのポイントが自分と合うのかを見極めていきましょう。
最初から希望の企業が見つかっている!なんて人は、憧れやネームバリューで選んでいるに過ぎません。入社後のミスマッチや、心の安寧やワクワク感を持ちながら働くためには、この事前の下調べが非常に重要となってくるのです。
※自己分析に関する記事は、後日まとめます。
ポイント
不安の原因は「知らない」「わからない」からくる。まずは、自己分析や企業分析で「自分のやりたいこと」への解像度を上げること。
②合同説明会に行ってみる
2つ目は、MeetsCompanyなどの合同説明会に行ってみること。よく「合同説明会なんて行くだけ無駄」と仰る人がいますが、私はプロの視点からすると、そうは思いません。理由は2つあります。
<合同説明会に参加すべき2つの理由>
1.自分の視野を強制的に広げられるから
2.人事との直接的な繋がりが作れるから
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1.自分の視野を強制的に広げられるから
自分だけの力で就活をしていても、自分の能力・行動内での知見しか得られません。
より効率的に選択肢や知見を広げたいのであれば、一箇所に複数企業が集まる場所に赴き、直接話を聞いてみることが大切です。
特に、大企業病(=大企業しか興味ない方)の方は、視野が狭くなっている傾向にあるので、積極的にこういった合同説明会に出てみるのもお勧めします。実際に行ってみたら、「運命的な出会いがあった」という声も少なくありません。
2.人事との直接的な繋がりが作れるから
これは、今後の就活を考える上で重要なポイントとなってきます。
人事も人間なので、書類を見ただけでは応募者の真の魅力を見抜くことはできません。ただし、直接喋ったり、その後定期的にやりとりをするだけでも、書類だけで見るよりは、あなたの魅力に気づきやすいのです。
つまり、直接的に繋がりを作ると、その後の書類選考や面接において便宜を図ってくれることにも繋がります。(※会社によりますが)
繋がりを作っておいて損はありません。強引な勧誘があれば、その時点でお断りすれば良いのです。
積極的に会社の人間と話し、あなたの良さに気づいてもらいましょう!

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③ プロに相談する
最後は、プロに相談するということです。私が就活生の時、プロのエージェントに相談したからこそ、内定まで漕ぎ着けましたし、私が就活エージェント側で働いていた際も、就活が上手くいっている人は、「プロや成功者(先輩)を、上手く活用している」傾向にありました。
冒頭でもお伝えしましたが、就活の不安は「知らない」「わからない」という状態から発生します。
自分のやりたいことがわからない、や、就活の進め方がわからない、など、就活の土台となる部分はプロと進めましょう。
自己流で就活を行うと、取り返しのつかない方向に進むケースがあります。そうならないよう、まずは素直にプロに頼ってみることをお勧めします。
※プロの転職アドバイザーだった私が、本気でお勧めする就活エージェントは近日公開予定
まとめ:不安解消の解決策 = 「わからない」をなくすこと
いかがでしたか?就活は今後の人生の向かう方向を決める重要な分岐点です。そのため、就活をしている最中に、泣きたくなるほど不安になるという方は多くいます。
そのように感じている時には、まず「わからない」をなくしていくことが大切です。
就活の進め方、自己分析・企業分析の方法、など、不明な点はまずプロを頼ってみましょう。自分1人で進めると大きな時間のロスに繋がるので、円滑に就活を進めるための環境を整えていきましょう。
プロであれば、より早く自分の悩みを解決して、最適な答えを一緒に探してくれるので、安心して就活に臨むことができます。
現在、就活に不安を抱えている人は、一度相談してみてはいかがでしょうか?